緑米をご存知でしょうか。

緑米とは、黒米や赤米と同じ古代米の一種なのですが、まだまだあまり知られていないようですね。

緑米の読み方や栄養、炊き方も気になるところです。

そこで、緑米についていろいろと調べて、実際に食べてみました。

緑米の炊き方は炊飯器を使えば簡単です!

今回は、緑米についてお伝えします。

緑米を食べてみたいと思っていたあなたは、ぜひ参考にして下さいね。

緑米とは? 読み方は?

お皿に入れた緑米

緑米とは、古代米の一種です。

緑米のことを、英語では「Green Rice」といいます。

緑米の読み方は、「みどりまい」です。

緑米は玄米で、その名の通り、外皮が緑色をしているのが特徴です。

黒米や赤米同じように古代米の一種である緑米は、縄文時代に中国から日本に伝わってきたといわれています。

長い歴史の中で、ラオスやネパールなど、アジア諸国を中心に栽培されてきましたが、日本国内では、あまり見ることがありませんでした。

最近になって、古代米の健康効果に注目が集まり、緑米の人気も高まりつつあります。

ところが、緑米は栽培が難しく、収穫量が少ない為、貴重な古代米として扱われています。

例えば、同じ面積の土地で栽培できる緑米と白米の収穫量を比べると、緑米の収穫量は、白米の収穫量の3分の1~半分程度だとか。

このため、日本国内での販売量も少なく、「幻の米」と呼ばれることもあります。

では次に、緑米の栄養について見てみましょう。

緑米の栄養は?

器に入れた緑米

緑米の栄養というと、真っ先に挙げられるのはクロロフィルです。

緑米の外皮には、クロロフィルが含まれています。

このため、表面が緑色をしているのです。

クロロフィルは「葉緑素」とも呼ばれ、抗酸化作用が期待できる成分です。

クロロフィルの他にも、緑米には、亜鉛・マグネシウム・ビタミンB1・食物繊維・カリウムなどが多く含まれています。

このため、身体の中でさまざまな働きをすることが期待できます。

緑米に含まれる栄養素による健康効果には、血液の循環を良くしたり、身体の代謝を上げたりする働きがあるといわれています。

では、次に、緑米の炊き方をご紹介します。

緑米の炊き方は?

大さじ1の緑米

緑米の炊き方は、炊飯器を使えば簡単です!

白米1合~2合に対し、大さじ1の緑米を混ぜて炊くだけ。

ただし、緑米は、洗いすぎると外皮に含まれるクロロフィルが流れ出てしまう可能性があります。

緑米はサッと洗う程度にするために、先に白米だけを研いで下さい。

まずは、白米を研いで、いつも通りの水加減をします。

そこに、洗った緑米大さじ1と、同じ量の水を加えます。

緑米の浸水時間は十分に取りましょう。

一般的には、緑米の浸水時間は30分~1時間です。

私の場合は、2時間程度浸水させます。

あとは、そのまま白米モードで炊き上げて下さい。

緑米が炊飯器で簡単に!

緑米の炊き上がり

緑米が、炊飯器で簡単に炊き上がりました!

上の写真の通り、所々にプチプチと緑米が見えます。

でも、緑米の出来上がりの色は緑色ではありません。

普通の玄米とよく似ています。

緑米を食べてみると、食感がもちもちとして、とっても美味しいですよ♪

緑米は玄米ですが、もち米だからこそ、もっちもちの食感が楽しめるのです。

緑米の外皮に含まれているクロロフィルも、きっとご飯の中に溶け込んでいるはず!

そう思うと、健康効果も一層期待できます^^

まとめ

緑米ご飯

今回は、緑米についてお伝えしました。

緑米の炊き方は炊飯器を使えば簡単ですね!

緑米は、もちもちでとっても食べやすい古代米です。

ぜひ、あなたも緑米を食べてみて下さいね。

そして言って下さい。

「ご飯美味しいね!」

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