雑穀には、たくさんの種類があります。

雑穀はいったい何種類あるのでしょうか。

また、雑穀にはどのような効能があるのでしょうか。

雑穀は合わないと身体に悪い!?という話もあるので気になりますね。

今回は、雑穀の種類と効能などについてお伝えします。

身体に良いといわれる雑穀。

雑穀を食べてみる前にチェックしてみて下さいね。

雑穀は何種類あるの?

五穀の雑穀米

雑穀は、日本国内で食べられているだけでも数十種類あるといわれています。

世界各国で栽培されている雑穀の種類ともなると、数えきれない程の種類があります。

日本でよく知られている雑穀には、次のような種類があります。

  • ひえ
  • あわ
  • もち麦
  • 押し麦
  • キヌア
  • 黒米
  • 赤米
  • 緑米

一般的には、雑穀の種類には米や小麦を含まないことが多いようです。

ただし、古代米は米ですが、現代では主食として食べられることが少なくなりました。

このため、黒米や赤米、緑米などの古代米は、雑穀に含まれます。

最近は、雑穀の効能や健康効果に注目が集まっていますね。

例えば、雑穀の一種であるもち麦は、テレビなどでもち麦ダイエットなどが紹介されて話題になりました。

では、雑穀にはどのような効能が期待できるのでしょうか。

雑穀に期待できる効能は?

器に入れた黒米

雑穀に期待できる効能は、雑穀の種類によって違いがあります。

ここでは、多くの雑穀に共通すると思われる効能をいくつか挙げてみました。

  • 食物繊維によってお通じを改善する
  • ビタミンやミネラルによって栄養バランスを保つ
  • 糖質が低いため血糖値の急上昇を防ぐ

他にも、雑穀には、デトックスや身体をイキイキとさせる効能があるといわれています。

例えば、黒米などのようにポリフェノールを多く含む雑穀には、抗酸化作用も期待できます。

黒米については、こちらの記事もご覧下さい。

⇒黒米とは?読み方は?栄養や効果を知ると食べたくなるかも!

さまざまな効能が期待できる雑穀。

ぜひ、毎日の食事に取り入れたいですよね。

でも、雑穀は合わないと身体に悪い!?という話も。

そこで、どういうことなのか調べてみました。

雑穀は合わないと身体に悪い!?

炊き立ての雑穀米・混ぜる前

雑穀は、合わないと身体に悪いのでしょうか。

先ほどもお伝えした通り、雑穀には食物繊維が多く含まれています。

このため、お通じを改善する効能が期待できるのですが、その反面、消化がしづらいというデメリットも。

このため、人によっては雑穀が身体に合わないことがあるのです。

例えば、胃腸が弱い人の場合、雑穀を食べることで消化不良を引き起こすことがあります。

また、雑穀はよく噛んで食べるため満腹感が得られやすいといわれますが、雑穀米などは、美味しくてついつい多く食べてしまうことも。

雑穀を多く食べてしまうと、人によっては腹痛や下痢になることもあります。

また、雑穀や玄米などに含まれるフィチン酸という成分が、鉄や亜鉛などのミネラル類の吸収を阻害するという説もあります。

いずれにしても、雑穀が合わないと身体に悪いというのは本当のようですね。

ですので、雑穀はいきなり多く食べたり、雑穀だけを食べ続けたりしないように注意をして下さい。

雑穀を食べる時は、身体の調子に合わせて、食べる量や頻度を調整することをおすすめします。

まとめ

今回は、雑穀の種類と効能などについてお伝えしました。

身体に良いといわれる雑穀。

合わないと身体に悪いというのは本当のようです。

雑穀を食べる時は、くれぐれも食べ過ぎないように注意をして下さい。

さまざまな雑穀を食べるうちに、きっとあなたの身体に合う雑穀が見つかるはず。

あなたの身体に合う雑穀が見つかれば、栄養バランスを整えるためにも食生活に雑穀を取り入れることをおすすめします。

雑穀米についてのこちらの記事もぜひご覧下さい。

⇒ 雑穀米のカロリーは白米より低い?糖質も比較してみた!混ぜるとどうなる?