古代米とは何なのかご存知でしょうか。
私は、初めて古代米という名前を聞いた時、化石のようなイメージを持っていました。
でも、古代米は現代でも食べることができます。
今回は、古代米とは何なのか、どんな種類があるのか、などについてお伝えします。
どこで売っているのかも知りたい、というあなたはぜひご覧ください。
古代米とは?
古代米とは、名前の漢字が表すように、古代に作られていた稲の特徴を持つ稲と、その稲か収穫される米のことです。
日本では、古くから稲作が行われていますが、最初に作られていたのが古代米と呼ばれるお米なのです。
古代米の大きな特徴は、表面の種皮の部分(ぬか層)に色素が含まれていること。
この色素によって、玄米の状態では色が付いたお米になります。
色が付いているお米であることから、古代米は「有色米」とも呼ばれています。
そんな古代米には、どんな種類があるのでしょうか。
古代米の色別種類
古代米には、色で分けると次のような3種類があります。
- 黒米
- 赤米
- 緑米
3種類の古代米には、表面の種皮の部分(ぬか層)にそれぞれ違う種類の色素が含まれています。
3種類の古代米について、それぞれの特徴を見ていきましょう。
1:黒米
黒米は、「アントシアニン」という色素を含んでいるため黒っぽく見えるお米です。
「アントシアニン」はポリフェノールの一種で、抗酸化作用があるといわれる成分です。
黒米は、「紫米」・「紫黒米」・「黒紫米」とも呼ばれています。
黒米についての詳しい記事はこちらをご覧ください。
2:赤米
赤米は、タンニン系の「カテルコールタンニン」という色素を含んでいるお米です。
「カテルコールタンニン」によって、赤や赤茶に見えます。
赤米についての詳しい記事はこちらをご覧ください。
⇒赤米とは?色以外の特徴が知りたい!どうやって食べるのが良いの?
3:緑米
緑米は、「クロロフィル」という色素を含んでいるお米です。
「クロロフィル」は、葉緑素とも呼ばれる成分。
抗酸化作用が期待できる緑色の色素です。
緑米についての詳しい記事はこちらをご覧ください。
⇒緑米とは?読み方や栄養素も知りたい!炊き方は炊飯器を使えば簡単!
では、古代米はどこで売っているのでしょうか。
古代米はどこで売っているの?
古代米は、ネットショップや地域の産直売り場、道の駅、自然食品のお店などで販売されています。
一般的なスーパーでも時々販売されているのを見掛けますが、黒米がほとんどです。
赤米や緑米は、一般的なスーパーでは販売されていないようですね。
もし一般的なスーパーで古代米を購入したい場合は、数種類の雑穀がミックスされている商品を選ぶのがおすすめです。
例えば、雑穀米などで有名な「はくばく」の商品が手に入りやすいでしょう。
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数種類の雑穀米がミックスされた商品なら、古代米を手軽に食べることができますね。
まとめ
今回は、古代米とは何なのか、どんな種類があるのか、などについてお伝えしました。
古代米とは、古代に作られていた稲の特徴を持つ稲と、その稲か収穫される米のことです。
古代米は、ネットショップや地域の産直売り場、道の駅、自然食品のお店などで売っています。
あなたもぜひ、古代米を食べてみてください。
そして言いましょう。
「ご飯美味しいね!」
雑穀についてのこちらの記事もぜひチェックしてみてくださいね。